ベンチャー経営者の妻になりました

トライリンガルの奥様と会社経営者の夫との波乱万丈夫婦物語

わたしのために、いつもありがとう

男性は「プライドの生き物」、という話はよく
聞きますが、自分で事業を興すような人は、
特にその傾向が強いように思います。



夫のHくんは、
家に帰ってくると毎日仕事の話をします。



私としては、日中会えない時間に彼が
何をしていたのか、
どんな事を考えていたのかを
知れる時間になるので、
仕事の話ばかりでもそんなに気になりません。



しかし、話が最終的にはほぼ「俺ってすごい」
という流れになっていきますw 
要は、
「今日も一日頑張った俺を褒めて褒めて褒めて!!
ということなんでしょうね~。



褒めちぎれば、彼のプライドは満たされる
のでしょうが、いかんせん褒め慣れていないので、


あっ!ここって褒めるポイントなんだ!とか
ここを褒められたかったの??(理解不能)
などと、いまいちポイントが分かりません・・・。



Hくんも不満そうですw
なんせ毎日毎時間でも褒めてほしいらしいのですから・・・。



なんてメンドクサイ男なのでしょう!!!!!!!!




男性は女性に賞賛され、頼られることを至上の
喜びとし、それによりやる気が引き起こされ、
女性や子供を守ろうと行動する、自分の強さを
実感できる、などの話はよく聞きます。



が、現代女性的には、「褒める」ことで
彼や夫を良い方向に伸ばしていけるなら本望。
しかしなぜそこまでして男性を立てる、
良い気分にさせなくてはならないのか、
という葛藤が生まれます。




・やる気を出させるため、
・治してほしいところを改善させるため、
・こちらの主張を通すためw
・ずっと好きでいてもらうため
などの様々な思いを達成するための
一つの手段として「褒める」がありますが、



そもそも、
なぜ私だけこんな苦労を??
そちらは褒めないと、
自ら行動できないんですか??

自分から進んで改善しよう!
という努力はしないんですか??
私が欲しい「褒め」はくれないのに?
とだんだん腹立たしくなるのが正直なところ。




しかし、相手は「子供」なんです。
「子供」だと思って接する時も必要です。
しょうがないなぁ~という広い心で、自ら動ける
ようにお膳立てしてあげましょう。



しかし、「褒める」って意外と難しいですよね。




「すごい」、「さすが」なんて聞き慣れ過ぎて、
何とも思わなくなっている人には、結果ではなく
「過程」を褒めてあげる方が良いそうです。



「過程」を褒めることこそ、彼や夫の日々の
頑張りを見て聞いている、一番身近にいる人
にしか出来ません。




キャバ嬢や、合コンで出会った外野の女性は、
彼や夫が出している「結果」しか、
褒めることが出来ませんから。




もちろんタイプの異性に褒められれば、
調子に乗るのが男性ですが、彼らが
一番欲しいのは、愛している女性からの「賞賛」です。



ここは、ほんとメンドクサイけど、可愛いヤツ
だなぁと大きな広~~~~い心で彼らを
「褒めて」みる、それを継続してみる、のが
彼や夫を良い方向に導く一番の手段かもしれません。



あと、人前で彼らを褒めるのも良いそうです。
自慢する感じではなく、さりげなく、こう見えて
○○な部分もあるんだよ~、いつも○○してくれるんだぁ、
○○をしている彼はとても○○で、そこはいいなぁと
思っている、など紹介形式で褒めると、こちらも
力まなくていいし、彼も嬉しくなるし、一石二鳥です。

 



彼や夫にむかつきすぎて、褒めるなんて無理!
これ以上褒めても調子こくだけ!
という人もいると思います。



褒めて褒めて褒めまくる、だけが手ではないし、
アメとムチのバランスが重要ですよね~。
私も早くさじ加減が分かるようになりたいものです・・・。
褒め言葉の語彙力も増やしていきたいなぁ~



名無き仙人もこう言ってます。

多かれ少なかれ、夫は妻をモチベーションに生きていることでしょうし、妻は、夫をモチベーションに生きていることでしょう。
その、生きるモチベーション・生きる原動力となっている伴侶のために、妻も夫も毎日頑張っているわけですね。

だからこそ、頑張っている自分のことを、他の誰でもない妻/夫から、認められたいのです。褒められたいのです。
なぜなら、「俺は、妻のために頑張ってるんだぞ?」「私は、夫のために尽くしているのよ?」と思っているわけで、その頑張りに対して「自分のために、いつもありがとう。」と言ってもらいたい存在は、世界中、他の誰でもなく、妻・夫だからです。
他の誰でもない妻、夫から「自分のために、いつもありがとう。」と言ってもらう以外に、満たされないのですね。この部分は。

そのため、もし妻や夫を褒めたり、「自分のために、いつもありがとう。」と認め感謝したりしなければ、妻や夫は心が満たされず不満が蓄積されていき、不満が蓄積されれば、小言や喧嘩が増え、夫婦仲が悪化するかもしれません。

一方、妻や旦那を褒め、「自分のために、いつもありがとう。」と感謝すれば、他の誰でもない、貴方から言われたい、その1言を言ってもらえただけで、日々、頑張っている苦労も報われた気がして、相手のためにもっと頑張ろう!と思えるようになり、不満もストレスも溜まらずに、夫婦円満の生活が送れることに、なりそうです。

小言を言いたくなったら、妻/夫の悪い面ではなく、素敵な面を探し、素敵な面を褒めたり感謝するのが、夫婦円満のコツ/秘訣・・とも言えそうです。

 



ふむふむ。すごく納得。
すごく納得なのに、簡単そうなのに、
なぜ出来てないんだろう・・・。



でも、夫に対してだけではなく、周囲の人との
関わりでもやっぱり「褒める」って
すごく大事だと思います。



無理して褒めるのではなく、最初は「意識して」
褒める部分を探してみる、それを色んな人に
対して継続してやってみる、
と段々「褒める」ことが大げさなことではなく、
ぽろっと口から自然に
出てくるようになるのでは?と考えています。

 

2017年の目標の一つですね。
「自然に周りの人の良いなと思う部分を、
  口にして相手に伝えてみる」

 

 

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