ベンチャー経営者の妻になりました

トライリンガルの奥様と会社経営者の夫との波乱万丈夫婦物語

結婚って長い長い拷問ですよ by「最高の離婚」

毎日暑い・・・
夫は大粒の汗をかきながら毎日帰ってくる・・・
そして帰ってきた瞬間冷房が24℃に下げられる・・・


寒い・・・
我が家は部屋の仕切りが少ないのですぐ冷気で満たされるので
寒いーーーーー(+o+)
三菱の、あの、寒がり暑がり両方対応のクーラーが欲しい!



ちょっと前になりますが、
最高の離婚Netflixで夫と一緒に見ました。
(正確には”見せました”ですが)



リアルタイムでは私も見てなかったので、こんなに面白いとは!!
全然知らなかったーーーーーーーーーー
脚本家の坂元裕二さんは、どんな観察眼を持ってるの??
よくこんなリアルな男女の問題を、的確なセリフでズバズバ
言い表せられるなぁと尊敬しております!



いつぞやのケンカ終盤で落ち込んでいた時に、
最初は一人で見始めたのですが、
秀逸なセリフの数々に胸打たれw、
これはぜひとも夫にも
見てもらわなきゃ!!と思って、
渋る彼と一緒に見始めました。



<他人の恋愛事情>とか、<男女の問題>って、
どうしても女性の方が人生の中で
多く話したり、聞いたり、見たりしてると思うんです。

 



うちの夫みたいに恋愛経験はたくさんあるけど、
女友達はいないタイプというのは、
恋愛映画や小説にも興味がないし、とかく他人の恋愛事情や、
他人が抱えている男女の問題を話題にしたり、見たりという
機会が極端に少ないです。



なので、世の中の男女が抱える問題とか、
他人はそれにどう反応するのか、
どんな対処をしているのかを、
女性はどのように捉えがちなのかを、
女性の視点からではなく男性の視点から捉えた良い教材wがないか、
何気にずっと探していたんです。



最高の離婚は、あの時の私達にぴったりのドラマでした。
不器用な二組のカップルは、自分達にも重なる点がいっぱいあったし、
そうそう!!正にそれが言いたかったんだよ!!!って声を大にして伝えたいセリフもいっぱい。


もちろん男性側の結婚への正直な気持ちも、
正直すぎるほど描かれていたし、
自分達の問題としてではなく、登場人物たちの「他人の問題」
として話し合うと、今までとは違った本音も出てきたり。

 


パートナーの性格を問題視するのではなく、
女性ってこういう所があるな、
男性ってこんな風に考えてたんだ、等
少し広めに捉えてみると、しょうがないなぁ~なんて
思えるようになるかもしれません。



秀逸なセリフの数々

☆「私はただ、別に普通の家族になりたかっただけで」
 「普通の家族ってなんだよ」
   いちばん最初に思い出す人だよ!
   いちばん最初に思い出す人たちが
   集まってるのが家族だよ!」

   →これはぜひとも夫に聞かせたかった。

 

「子供ができたら変わるのかなと思って、でもあなたに言ったら
  子供なんかいらないって。
  分かってた。分かってたよ。
  あぁ。この人は一人が好きなんだ
  自分の自由を邪魔されたくないんだ・・・

  あっそう・・・だったらいつだろう?
  いつになったらこの人家族つくる気になるんだろう?
    いつになったらこの人家族思いやれる人になるんだろうって。

  結婚して2年足らず。
  やっぱりずっと思い浮かべてた。

  山手線で事故があったって聞いたら、うちの人大丈夫かなって。
  店のお客さんが病気で入院したって聞いたら、人間ドック連れて
  かなきゃって。

  こたつがあったら一緒に入るとこ想像したし。
  小さな子供見たら、うちにも子供がいたらどんなだったかなって
  想像したし。それは今でも変わんないんだよね。

  何か楽しいことあると、濱崎光生さんのこと思い浮かべちゃうんだよね!」


     →分かるーーーー!!!一気にまくしたてるこの場面は泣きました。
      女性は多いはず。
      ‟彼”のことを考えて行動してるのに、肝心の‟彼”は
      自分のことだけ考えてる・・・。



☆「男が子供だから、女はこうなるの。妻って、結局、鬼嫁になるか、
  泣く嫁
なるかの二択しかないんだよ!」
 

☆「同じ花を見て、同じようにきれいだと思う人と一緒にいることが、
  いちばん
幸せなんだろうね」


☆「男と女と、夫婦は違う。夫婦と家族も違う。役所に紙を出せば夫婦だ。
  家族は紙を出してもできない


☆「諒さん。あたしがなんも気にばしてないと思ってた? 
  なんも知らないと寝てると思ってた?

  
男が外で他の女ば抱いてる間、
     女はちゃんと起きてるの。

   ゴミ箱のレシートば確かめたり、メールば見たり、洗濯もんの臭いば
   嗅いだりしてる!

  女はなんも聞かね。香水の匂いばつけた男に、近所の奥さんの話ばする。

  靴下の裏さ髪の毛つけた男に、子供の学校の話ばする。
  男が嫌がんのわかってる、でも女はやめらんね。
    そっだな女、やだ。


  だからあたしは、ずっと我慢してた。見ないようにしてた。
  でも違うの!

    ほんとはずっと… ほんとはずーっと… あんたが外で他の女ば抱いてる間、

  あんたが他の女の脚ば開いてんの思い浮かべて、
      あんたの腰さ女の手が回るの思い浮かべて、
      悔しくて、恨んでた。罵ってた。
      お願いだから…お願いだから
  もう許してって、泣いてた。」


    →浮気されたことのある人なら痛いほど気持ち分かるよね。

     でもしてる当の本人には絶対分からない。
     パートナーがどれほど苦しいのか。

     こんな感情になるのは、好きだから。



     外で何してきてもいいよ~なんて言える人は、
     ただの強がりか、逆に自信がない。
     もしくは、相手に
     興味関心がないどうでもいい状態の時だけです。

     
     決して自信があるからじゃない。




夫も見終わった後、新しい視点を得たらしく、
確実に何かを感じてくれた
みたいでした。
まぁそれですぐ変わるかって言ったらそんな事はありませんけどw


 

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